キャリアアップ研修


キャリアアップ研修(社内研修)について

弊社に入社される方の大半は開発未経験者です。
ところで、一般的的に言われるキャリアアップ研修には大きな問題があります。
いろんな企業の研修を拝聴すると勉強の場のみを与えられるだけで教育の場になっていないところもよく目にします。
確かに本人のやる気と自主性が一番大事なのですが、弊社では本人との面談の上、取得したい技術を特定して行う教育システムを採用しています。
会社側も受講者がスムーズに技術を取得できるよう考慮しプログラムを作成しています。
現在キャリアアップ研修を行ってるプログラムは以下のとおりです。


社内向け研修


■言語開発

社内にて実際にプロジェクトを発足し、予備検討から開始し、実際のリリース前検査までを行います。
もちろん対象となる工程全てを担当して頂きます。
仕様検討会議やバグ対応も行っていただき外部プロジェクト同様に行いますので即戦力としてのキャリアアップにつながります。
尚、現在の対象言語は以下のとおりです。
・Java
・SQL

■プロジェクトリーダ研修

PGとSEの違いを学習するところから研修は始まります。
この研修では技術の習得というより仕様の考え方(オブジェクト指向)などを学習し、システム構築を行う際の設計などについて研修します。
上記言語開発研修での仕様検討会議などでメンバーの意見を取りまとめ、選定、採用、その理由の説明などを行います。
また設計書の作成、レビュー、解説などを行い設計内容を検討することも重要な工程です。


プロジェクトマネジメント研修


■プロジェクトマネジメント研修

プロジェクトマネージャーは本来、PG・SEとは異なるジャンルの職種です。
しかも、机上の学習だけではマネージャーになることはできません。
その理由はマネージャーの本来の業務はプロジェクトの管理、メンバーの管理などプログラム製造には直接関係のない業務であることです。
マネージャーはプロジェクト進行に必要なスケジュールや進捗の管理、問題発生時のユーザーとの折衝などを主な業務とし、メンバーの業務効率化の為の方法をメンバー各位単位で検討する必要があり、それには優れたヒューマンスキルが必須スキルとなっております。
場合によってはカウンセラーのようなことも必要となる場合があり、そのスキル取得はかなりの訓練と経験が必要です。
しかしこのスキルを取得することによってユーザーからは大きな信頼と安定した取引実績を手にすることが出来ます。

PMの重要性はプロジェクトにおける数値が物語っています。
PMの能力不足、管理遅延などが原因でプロジェクトに与える損害は甚大です。
そのリスクを回避するための実行力が多くの企業で必要とされています。
最近ではプロパーの管理メンバーの不足が原因で、パートナー企業に管理業務を委託するケースも少なくありません。
場合によっては管理をパートナーに委託し、作業者にプロパーを充てるなど、いわゆる逆転現象が発生することもありますが、
それはプロジェクトを成功させるための手段として有効であると元請け企業が判断しての決断であり、我々にような企業にとっても
大きなチャンスと言えます。

ITの業界にとってPMはなくてはならない存在です。
この需要に応えてゆくべく、弊社でも適合者や希望者に積極的にPMとなるために必要なことなどを常に発信し続けています。
「ソフトウェアは人が作るもの」を基本に、客観性を常に持ち冷静な判断ができる人材の育成をこれからも続けてゆきます。